株式会社カタリスト琉球では、第70回 国連総会において、193の加盟国が全会一致で採択した、「我々の世界を変革する持続可能な開発のための2030アジェンダ」の持続可能な開発目標を支援し、持続可能な消費と生活パターンを確保するため、安心・安全・丁寧なものづくりを推進しています。

目標12:持続可能な消費と生産のパターンを確保する

持続可能な消費と生産には、資源効率の改善と省エネの推進、持続可能なインフラのほか、すべての人に基本的なサービス、環境にやさしく、やりがいのある仕事、生活の質的向上を提供することが関わってきます。

これを実現すれば、全般的な開発計画の達成、将来的な経済・環境・社会コストの削減、経済的競争力の強化、さらには貧困の削減に役立ちます。
持続可能な消費と生産は、「より少ないもので、より大きな、より良い成果を上げる」ことを目指します。ライフサイクル全体を通じて生活の質を改善する一方、資源利用を減らし、地球の劣化を緩和し、汚染を少なくすることで、経済活動から得られる利益を増やします。

※我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ(国際連合広報局)より引用

シンジムンとは?

沖縄の方言で、煎じたものという意味で使われています。滋養強壮、薬用目的で素材を長時間煮込んで調理するものです。

代表的なシンジ料理としては、「チムシンジ:豚の肝と野菜を煮込んだ物」「イラブーシンジ:ウミヘビと豚足、野菜等を煮込んだ物」等があり、煎じることで素材の有効成分を十分に引き出すことが出来ます。

チムシンジ(豚レバー、島ニンジン、冬瓜)

「シンジムン」沖縄に古くから伝わる滋養強壮目的で煎じる調理法。チムシンジ(豚レバーと野菜を煎じたもの)

先人達の知恵を生かした製法:発酵シンジ製法

シークヮーサーを果汁でシンジ(煎じ)たもの ※製造イメージ

発酵させたシークヮーサー果皮を、果汁で贅沢に【シンジ(煎じ)】て創りました。果皮のアクを取り除き、ビタミンPを増やすことが出来ます。

琉球大学との共同研究で開発した加圧加熱法(加水分解)を、沖縄に古くから伝わる調理法【シンジ(煎じ)】として製造工程に取り入れました。化学薬品、有機溶媒等を使用せず、天然素材由来の成分を含む果汁を使用することで有効成分(ヘスペリジン)を果皮中に濃縮(2.5倍)致しました。

本事業は、平成29年度沖縄ブランド商品創出促進支援事業により実施致しました。

【シンジムンの力】 シリーズのご紹介

第一回沖縄ブランド認証制度審査
WELLNESS OKINAWA JAPAN
(ウエルネス オキナワ ジャパン)認証商品

沖縄には、地理的優位性から様々な健康食品素材があり、独自の食文化を発展させながら、生活の中で利用してきた歴史があります。世界中から注目を集める沖縄の健康食品素材は、未知の科学的価値を有することが期待されています。
一方、消費者の側に立ってみると、商品棚には類似する商品が多く並んでおり、何を目印の選んでいいのかわからずまた、県内中小企業にとっては、大手企業商品と並べられると数に埋もれてしまい、手に取ってもらうことさえ難しくなる等の課題があります。この課題を解決するため「科学的な根拠を有する、安心安全な、沖縄由来の」健康食品素材や商品を、市場の中で可視化していく取り組みが、「沖縄ブランドWELLNESS OKINAWA JAPAN認証制度」です。
本認証制度では、沖縄で古来より食べ継がれてきた、身体に良いとされる健康食品素材を活用した商品に対し、消費者が店頭で容易に選択するための目印としてブランドマークの使用を認めます。このブランドマークは、三拍子戦略(機能的価値、安全・安心)をコンセプトとした商品であることを外部有識者で構成する審査会が、審査基準に基づいて審査し、認証するものです。

発酵シンジ製法により開発した発酵シークヮーサーシンジに機能性成分を配合し、ベヂカラサプリとして2018年3月より販売予定です。

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